センスを磨く方法①~まずはとことん真似てみる

こんにちは。
東樹です。

さて、前回の「センスは今からでも磨くことが出来る!」の続きです。

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じゃあいったい、センスを磨くにはどうしたら良いのでしょう?

お伝えしたいことはたくさんありますが…
まず最初のアクションとしておすすめなのは

「真似すること」 です。

 

作品作りに限って言うならば、

 

素敵だな~

センスが良いなぁ~

 

と思う先生の作品をとことん真似てみる。

 

もしあなたが、今フラワーアレンジの教室や
ポーセラーツ、カルトナージュなどの教室に
通っているとするならば、カリキュラムに
入っている作品のサンプルを、とにかくそっくり
そのまま作ってみようとすることです。

先生の作品を真似して作っているうちに、
作品作りの「型」が自然に身に付き、
色合わせやバランス感覚が養われて行くからです。

 

ただ、この時に大事なのは、

「考えながら真似をすること」。

ただボーッと作っていてはダメですよ!

 

「先生はどう言う点を意識して作っているのだろう?」

「どうしてこの色合わせにしたのだろう?」

 

そんなことを考えながら、配置や色合わせについて、
細かく分析して行くのです。

レッスンの時、私の方でも

「この花器を使った時はお花の高さは
これくらい高い方が良いですよ」とか

「モダンな雰囲気にしたい場合は、
色数は少なくした方が良いですよ」

などとアドバイスするようにしていますが、
ぜひご自分でも、感覚ではなくて論理的に
分析しながら作る癖を付けてみて下さい。

「学ぶ」と言う言葉は、「まねる(真似る)」
とも同じ語源で、「まねぶ」とも言われて
いたそうです。

 

最初から「自分らしさ」を表現するのは難しいので
何かを学ぶ時は、なんらかの取っ掛かりがあると
学びやすい。

お手本となる先生の作品をよく観察して、
自分が真似したいと思う箇所を見つけ、

その「型」を自分の中に取り込み、
作品作りに生かすようにします。

 

型が身に付いたら、
その後に自分のオリジナリティを
出して行きます。

 

センスやデザインと呼ばれるものは、
とかく感覚的なものと捉えられがちですが、

 

ファッションなり、インテリアなり、
フラワーアレンジなり、ある一定の法則に
則って整えて行くことにより、

誰が見ても

「素敵だなぁ~」「センスが良いなぁ~」と

思ってもらえるようになります。

 

 

まずは、その法則に気が付き実践すること。

オリジナリティを出すのはその後です!