ホームページを「プロに外注する」と「自分で作る」の違いとは?

こんにちは。
サロンブランディングコンサルタントの東樹です。

先日、お稽古サロン運営には自分のホームページ(Web サイト)を持った方が有利ですよ、と言うお話しをしました。

では、自分のホームページを持つにはどうしたら良いでしょうか?

方法は大きく分けて二つあります。ホームページを制作している業者やデザイナーに外注する方法。いわゆるプロに作ってもらう方法です。

もう一つは、自分で作る方法。

自分で作ると言うと、HTMLやCSSなど、専門知識が必要で素人には無理なのではないか…と思われる方もいらっしゃると思います。私が起業した10年前には、「ホームページビルダー」と言われるソフトをパソコンにダウンロードして、ある程度専門知識がある人が自分で作るイメージでした。
なので、当然私は友人から紹介していただいたデザイナーさんにお願いして作ってもらうことを選択しました。

でも、今は専門知識が特に無くても、感覚的な作業を行うだけで短時間で簡単にホームページを作ることが出来る、オンラインソフトがたくさんあります。
今や、「ホームページも自分で作れる時代」なのです。

とは言っても…プロに作ってもらった方が、デザインも素敵なものが出来そうだし、楽だし、いいんじゃない?と思われるかもしれませんね。

では、それぞれのメリット、デメリットを挙げますね。

プロに外注するメリット・デメリット

<メリット>
・機能的で、デザイン性に富んだホームページを短時間で作ってもらえる
・不具合が生じた際にサポートしてもらえる安心感がある

<デメリット>
・制作費、デザイン費など、初期費用が高額である(数万~100万と幅があり)
・自分で更新作業が行えないので、更新やマイナーチェンジを行いたい時に、その度に業者に依頼す   ることになる。(維持費もそれなりに掛かる)
・デザイン性だけでなく、SEO対策にも精通している業者かどうかの見極めが必要となる

自分で作るメリット・デメリット

<メリット>
・無料、安価で制作出来るソフトを使えば、初期費用があまり掛からない
・写真の入れ替えやテキストの更新など、変更箇所が出来た場合、自分ですぐに更新作業をすること   が出来る(維持費があまり掛からない)
・ホームページの仕組みをある程度理解していることにより、自分できめ細やかなSEO対策が行え      る。

<デメリット>
・パソコンに不慣れで自信の無い人は、スクールなどで教えてもらう必要がある
・不具合が生じた際は、自分で対処方法を調べて対処する必要がある

おススメは自分で作ること

私の場合、プロに依頼して作ったHP、自分で作ったHP、両方経験していますが、おススメは自分で作ることです。

ひと昔前は、自分で制作出来るシステムが限られていて、デザイン性もいまいちだったり、素人感満載の残念なHPに仕上がってしまうこともあったと思います。しかし、今はCMSと言う仕組みを使って簡単にHPを作ることが出来るシステムも、デザイン性の高いお洒落なテンプレートやテーマを揃えてあるので、プロっぽいHPを作ることが出来るようになりました。

そして、何よりのメリットは、「コストを低く押さえて運用できる」「いつでも自由に更新や修正が出来る」と言う点です。

今皆さんにご覧いただいているエクリュ・ブランディングのHPは、Word Pressと言うソフトウエアを使って自分で作りましたが、無料のテーマを使っているので初期費用としてはサーバー代の1,420円と、更新料が年間3,240円(月々ではありません)しか掛かっていません。
自分で作ったので仕組みをよく理解しているため、「ちょっとここ直したいな」とか、「画像を入れ替えたいな」と思った時に、更新や修正を簡単に行うことが出来ます。

以前、デザイナーさんに作っていただいていた時は、更新作業代として月々3,000円程お支払いしていたので、維持費として年間36,000円払っていた計算になります。

ホームページを外注した方がいいのか、自分で作った方がいいのか、個々の業態やパソコンスキル、予算によっても選択の基準が変わってくるので一概にどれが正解とは言えません。
でも、「出来るだけ低予算で起業し、ランニングコストを抑えたい」とお考えのお稽古サロン初心者さんには、ぜひ自作のホームページに挑戦してもらいたいなと思います。

それぞれのメリット・デメリット、また自作する場合はどのソフトを利用したら良いかなど、また改めてご紹介しますね!