変な人が来たらどうしよう…

こんばんは!

サロンブランディングコンサルタントの
東樹 麻理子です。

自宅を開放して教室やサロンをしようと
思った時に、やっぱり心配なのは

「変な人が来たらどうしよう…」

と言うことではないでしょうか。

うんうん。その気持ち、とてもよく分かります。

家族が生活する場である自宅に、赤の他人を
招き入れるのは、リスクを伴うことですから、
心配になるのは当然のこと。
小さな子供がいる場合などは、特に
心配になりますよね…。

これに関しては、やはり出来る限り慎重に
対処した方がいいと思います。
何かあってから後悔しては遅いですから。

事前に出来る対処と言えば、

① 申し込み時には、名前の他に住所や電話番号
を明記してもらう

② 受講料は事前振り込みをお願いする

③ 入会を希望される方には、サロンの約束ごとを
明記した規約にサインをしてもらう

④ 貴重品が置いてある部屋には鍵を掛けておく

などが挙げられます。

①や②は、身元がちゃんとした人かを確認する手段です。
事前振り込みを期日までにちゃんとして下さるかどうかでも、
約束ごとを守れる人かどうかの判断材料になると思います。

「と言っても、嘘の住所を書くかもしれないじゃない?」

と更に心配な方は、自宅までの住所をメールで送るのではなく、
家までのアクセスを明記した手紙を封書に入れて送るように
しましょう。
嘘の住所の場合は手紙が届くことはありませんから、
自宅まで来ることも出来ないはずです。

③は、単発ではなくて、継続したコースなどに入会する
場合、途中で問題が発覚した際など、いつでも通学を
お断り出来るようにするためです。

規約には、例えば

「SNSなどに教室の所在が分かるような写真を載せない」
「他の生徒さんの迷惑になるようなことはしない」

などの禁止事項を明記し、それらに違反した場合は
通学をお断りする旨を書いておくと安心です。

もし自分で規約を作るのが不安な場合は、
行政書士や弁護士に相談して作ってもらうと
言う手もあります。

また、レッスンにいらっしゃるまでの2~3通
のメールのやり取りでも、「あれ?この人おかしいな…」
と少しでも違和感を感じるようなことがあれば、

お申込み時に明記してある電話番号に電話を
掛けてみましょう。

その時の応対がおかしかったり、そもそも嘘の
電話番号が書かれていて通じないなどの
場合は、教室の住所は教えずに受講をお断り
すれば良いのです。

私の経験談をお話ししますと…

10年間サロンを運営してきて、延べ約5000人
以上の生徒さんを自宅にお迎えして来ましたが、
私の方から途中で通学をお断りしたのは、過去に
たったお一人だけです。

彼女に通学をお断りすることを伝える際には、
家族や起業仲間にも相談し、反感を買わないように
最善の注意を払って対処しましたので、何のもめごとも
なく、お断りすることが出来ました。
(詳しいお話しはここでは割愛しますが、気になる方は
お会いした時に聞いて下さいね!)

私の周りには、料理教室の先生、整理収納アドバイザー、
フラワー教室など、自宅を開放して仕事をしている
起業仲間が数名いますが、変な人が来て困ったと
言う話しは、そうそうあるものではありません。

ですので、やれるだけの自衛策は講じつつも、
過度に心配することがないように。

自宅サロンであるメリットをたくさん享受して
欲しいなと思います。