お金のブロックをはずそう!
こんにちは!
サロンブランディングコンサルタントの
東樹 麻理子です。
今日は
「お金のブロック」
についてお話ししたいと思います。
「金額を低く設定してしまう」
「無料でサービスをたくさんつけてしまう」
「値段の設定方法が分からない」
と悩んでいる方、ぜひお読みください。
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女性が起業をしようと思った時、厄介なのが
この 「お金のブロック」 です。
日本人、特に女性は、お金に対して
ネガティブなイメージを持つ人が非常に
多いです。
それは、子供の頃に、
お金の話しをおおっぴら
にすることははしたない。
お金儲けは悪い事。
お金は使わず貯めるもの。
と言う刷り込みを両親や周りの大人から受けている
からだと思います。
それに、大学で経営学などを履修しない限り、
「お金の教育」を受けずに大人になった人が
ほとんど。
お小遣い帳を付けて、ちゃんと貯金しなさいと
親に言われることはあっても、
どうやってお金を生み出すのか、
どうやって増やすのか、どうやって
使うのかと言った、
お金と積極的に関わる方法を
学んで来ていないのです。
サラリーマンとして会社からお金を
もらっている分には、平気で
「もっと給料を上げて欲しい!」
と文句を言うくせに、
いざ自分1人で稼ぐとなったら途端に
もらえなくなってしまうのです。
「何だか申し訳ないなぁ…」
と得体の知れない罪悪感が先立ち、
お代金をいただく際も、
「申し訳ありません」とか、
「こんなにいただけません」とか、
必要以上にへりくだった態度を
取ってしまうことになるのです。
最初は「友達を中心に趣味程度に」
と思って、小さく初めてみた場合でも
どうしても、友達からお金をもらうのは
申し訳ない気持ちになってしまって、
材料費だけいただいたり、お友達価格にして
しまいます。
いえいえ、それ自体が悪い訳ではありません。
最初のうちは、自分も不慣れで迷惑をかける
こともあるだろうし、応援してもらっている
感謝の気持ちを込めて、低料金で提供する
と言う考え方は間違っていません。
しかし、その場合は、期限を設けて
「期間限定」にした方が良いでしょう。
あまりに長く低料金、お友達価格を
続けてしまうと、途中で上げたくても
上げられなくなってしまい、タイミング
を逸してしまいます。
もちろん、「ずっと趣味の延長でいいや」と
思っているなら、それでも構いません。
でも、ビジネスとして成り立たせたい、
「私はプロです!」と胸を張って言いたい、
自由になるお金を自分で稼ぎたい
と思っているのなら、
ある一定期間過ぎたら、きちんと適正料金を
提示し、「今日から自分はプロとして
お金をいただくのだ!」とモードを
切り替えなければなりません。
なぜなら、お友達価格や低料金を続けている人は、
成長する機会を逃してしまうから。
心のどこかで、
「低料金だから、何か粗相があっても
許してもらえるだろう」
と言う甘えが生じてしまいます。
そうすると、自分のサービスをもっと磨いて
良いものを提供しようと言うモチベーションが
続いていきません。
そして、もちろん内情は赤字続きの状態…
ちょっと嫌なことがあったり、上手く行かない
ことがあったりすると、「どうせ元々利益も
なかったし…」と諦めてしまうことになるのです
。
とても勿体ないことですし、あなたのサービスを
求めている人をがっかりさせてしまうことに
なります。
それに、たとえ低料金だとしても、お金を少しでも
払っている時点で、相手は「お客さん」のつもりで
利用しているのです。
自分が期待しているサービスが得られなかった場合、
がっかりもするし、場合によってはクレームを
付けることだってあるかもしれません。
そんな時、赤字続きの経営だったら…
「安い料金しかもらっていないのに、
なんでそんなことを言われないといけないの!」
と、素直に反省する気持ちや改善する気持ちが
持てないのではないでしょうか。
それならば、ちゃんと労力に見合った金額を
報酬としていただき、相手が喜んでくれる
サービスをきちんと提供し、お互いが
WinWinの対等の関係でいた方が良いと思いま
せんか?
長く事業を続けて行くために、とても大事な
ことだと思います。
それでも、
「いえいえ、そんなガツガツしたくないんです。
ほんと、趣味程度で細々と続けていければ…」
と思うのなら、いっそのこと完全ボランティアで
材料費だけいただくか、「教室」「サロン」と
言う名前はやめて、「サークル活動」にする
べき。
中途半端に低料金を続けて行くのは、お互いに
とって良くないことです。
かく言う私も…お金のブロックを完全に
克服した訳ではなくて、料金設定をする時は
いつでも必ず気弱になりますし、お金を
いただく時はいつもドキドキしてしまいます 汗。
そんな時は、伝えようと思っている
スキルやノウハウを、自分が身に着けるまでに
掛けて来た「時間、お金、労力」を書き出してみます。
そして、そのサービスを必要としている人達の顔を
思い浮かべるようにしています。
「お客さんに喜んでもらえるものを提供し、
それに見合ったお金をいただく」
と言うモードに切り替えることが大切です。
結局のところ、堂々と適正価格を提示して
お金をいただくようにするには、
「自分が提供するサービスや商品に
自信を持つこと」
これしかないと思います。
ビジネスは価値の交換です。
お金はお客さんにとっての幸せの価値。
卑屈になる必要はまったくありません。
自信を持って受け取って下さい。
「趣味程度で細々と続けていければ…」
と考えている人は、自分が心からそう
思っているのか、本音は利益をちゃんと
出したいと思っているのに、
「お金儲けのためと思われたくない」
と言うブロックが掛かっているのか…
これから起業しようと思っている方は、
ぜひ一度この
「お金のブロック」
に逃げずに向き合ってみて下さい。